家の中での体感温度についてⅡ
2021/06/18
皆さんこんにちは!住宅営業部の北野です。
前回に引き続きまして「断熱性能で健康寿命が変わる」「快適と健康寿命」の関係で家の中での体感温度がどのように影響するのかをお話させていただきます。
体感温度とは大まかにいえば2つの温度が要因となっています。
【まわりの空気の温度+壁の温度】÷2=体感温度
つまり自分のまわりにある空気の温度だけが関係するわけではないのです。
その為冬に室温が20度であっても壁の温度が10度の場合(いわゆる断熱が出来ていない住宅内)では体感温度が14~15度になってしまいます。
暖房をつけて部屋を暖めても断熱が出来てない壁の温度は低いままですので健康に害が及ぶ(ヒートショック等)リスクが高くなります。
高断熱高気密の住まいを作れば壁と室温の差がなくなりそのままの温度が体感温度になりますのでパッシブデザインの効果が最大限生かされる家にもなります。(パッシブデザインの家は又説明させていただきます)
冬は暖かく夏は涼しく快適に過ごす為には居室内の体感温度と常に15度以下にならないように断熱・気密を良くすることが必要です。
※体感温度の事、私の説明で少しでもわかっていただければ幸いです。引き続きよろしくお願い致します。